【目的】
 英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾環境モニタリングシステムは,海域において水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度を連続的に測定し,その結果を インターネット携帯電話 を通じてリアルタイムに公表しています.当環境モニタリングシステムで得られた観測データは,内湾域の環境変動メカニズムの解明や環境再生対策の効果評価のために利用されるほか,真珠養殖業者をはじめ地元の方々に利用されています.



【システムの概要】

【英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾環境モニタリングシステムの各観測局の設置位置】
 英虞湾 湾央(北緯34度17.098分,東経136度47.459分)
 英虞湾 湾奥(北緯34度17.642分,東経136度49.895分)
 的矢湾三ケ所(北緯34度21.041分,東経136度52.003分)
 五ヶ所湾床なぎ(北緯34度19.042分,東経136度42.044分)




【英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾環境モニタリングシステムの構成】

 英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾環境モニタリングシステムは,英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾に設置した海上観測局装置と三重県志摩庁舎に設置した陸上通信解析装置の2種類の装置で構成されます.



筏式観測局
(湾央,湾奥)

 海上観測局装置には,自動昇降水質測定システムが配備されており,水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度を連続観測します.
 陸上通信解析装置は,海上観測局から送信された観測データをデータベースに保存し,一般の方々に分かりやすく画像化し, インターネット携帯電話 を通じてリアルタイムにデータ公開します.



【観測項目・観測間隔】
 英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾環境モニタリングシステムは,自動昇降水質測定システムにより,水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度の5項目を連続観測します.
 自動昇降水質測定システムは,水質測定装置(深度,水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度)を1時間に1回(毎正時)海面から海底まで1m間隔で自動的に昇降させてデータを観測します.


【観測データが公開されるまで】
 英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾で得られた観測データは,パケット通信によって,三重県志摩庁舎の陸上通信解析装置へ送信されデータベースに保存されます.その後,データベース化されたデータはデータ公開用サーバーにより一般の方々に分かり易い画像に加工された後, インターネット携帯電話 を介して公開されます.